外食企業決算まとめ【2023年2月期-上場22社】

決算概況

・単位は円です。
・Δは前年差、% Δは前年増減率になります。
・”評価”は売上高と営業利益の前年差異に対するものです。
・数値は各企業が公表するIR情報によるものですが、当ホームページの掲載数値に関して情報の正確性、信頼性、完全性を保証するものではありません。

通期決算企業（18社）概況

ファストフード・カフェ・定食（8社）決算概況

• 2月通期決算企業のうちファストフード、カフェ、定食業態8社のうちライフフーズを除く7社は増収増益となりました。
• このうちドトール・日レスHDとハイディ日高の2社は前期営業赤字から黒字転換となっています。
• 営業赤字はライフフーズとリンガーハットの2社となっています。
• また、コメダとイートアンドの2社については売上利益ともコロナ前の水準を超えており、業容の拡大を続けています。

※ コメダHDについてはIFRS(米国基準)となります。

居酒屋（5社）決算概況

• 居酒屋5社はエスエルディーを除き4社が増収増益となりました。
• 各社増収率は大きいものの、コロナ前の業容には大きく届かず、ダイアモンドダイニングを除き営業赤字となっています。
• また、ユナイテッドコレクティブについては大幅な債務超過となっております。

ディナーレストランほか（5社）決算概況

• クリエイト・レストランつは増収減益ながら前期に続き営業黒字を確保しています。
• その他4社は増収増益ながら営業赤字が続いています。

※ クリエイト・レストランツについてはIFRS(米国基準)のため助成金等の差異が営業利益の前期比に反映されております。

第3四半期決算企業（1社）概況

• 銚子丸の第3四半期は増収増益、売上利益ともコロナ前並みとなっています。
• 一連の迷惑動画の事案を受け回転レーンの廃止に踏み切りましたが、今後はその収益への影響が注目されます。

第2四半期決算企業（2社）概況

• サイゼリヤは増収増益、売上はコロナ前を上回りましたが、原材料費等の高騰、メニュー価格の据え置き方針の影響か利益はコロナ前より大きく減らしています。
• 大庄は減収減益で営業赤字、補助金や協力金の減少、減損損失の発生から純利益も大きく減益しています。

第1四半期決算企業（1社）概況

• 串カツ田中は増収増益、居酒屋では数少ない営業黒字企業であり、売上高も成長を続けています。

企業別決算ダッシュボード

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企業別既存店前年比推移(13ヶ月)

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