外食企業決算まとめ【2024年5月期-上場22社】

決算概況

・単位は円です。
・Δは前年差、% Δは前年増減率になります。
・”評価”は売上高と営業利益の前年差異に対するものです。
・数値は各企業が公表するIR情報によるものですが、当ホームページの掲載数値に関して情報の正確性、信頼性、完全性を保証するものではありません。

通期決算企業（1社）概況

• 通期決算の銚子丸は増収増益となりました。
• 価格改定や各種経費対策も重なり、営業利益高は2019年5月期の倍近い水準となっています。

第3四半期決算企業（2社）概況

• 第3四半期決算のサイゼリヤは増収増益、売上利益ともに2019年を上回っての推移となります。
• 大庄も増収増益、営業黒字となりました。2019年に対して売上高は2割減となっていますが営業利益は2割増と収益体質を大きく改善されています。

第2四半期決算企業（1社）概況

• 第2四半期の串カツ田中は増収増益となっています。
• 2019年より売上高は倍近くに成長、営業利益も1.5倍に成長しての推移となっています。

第1四半期決算企業（18社）概況

ファストフード・カフェ・定食（8社）概況

• ファストフード各社は増収が続きますが、人件費をはじめとしたコスト上昇を背景に、吉野家、壱番屋、イートアンドは減益となっています。
• コロナ禍からの反動の大きいハイディ日高、リンガーハットについては増収増益が続いています。
• コメダHDは増収減益となっているものの引き続き高い収益性を維持しています。
• 定食屋のライフフーズは減収したものの大きく増益し黒字転換となりました。

居酒屋（5社）概況

• 居酒屋５社のうちエスエルディーがわずかに減収、ハブについてはわずかに減益となりました。
• ユナイテッド＆コレクティブは増収増益ながら債務超過が継続、しかし債務超過額は着実に削減されてきています。

ディナーレストランほか（5社）概況

• クリエイト・レストランツHDは増収ながらも、人件費等のコストが圧迫し減益となっています。
• その他、東天紅が店舗閉鎖により減収増益となったほか、ワイズテーブル、カルラはともに増収増益となりました。

企業別決算ダッシュボード

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企業別既存店前年比推移(13ヶ月)

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